2007年4月15日日曜日

文楽公演☆☆☆☆ 於 国立文楽劇場大ホール

2007年4月14日国立文楽劇場 文楽公演☆☆☆☆ 於 国立文楽劇場大ホール

玉藻前曦袂(たまものまえあさひもたもと)
清水寺の段
道春館の段
心中宵庚申(しんじゅうよいごうしん)
上田村の段
八百屋の段
道行き思ひの短夜
新幹線ホテル込みの「出張パック」を使って大阪の国立文楽劇場まで行ってきました.
毎度お馴染みの噴飯物の内容だけれど,玉藻前(狐は出なかったけど)では,桂姫の首を落とす場面,桂姫がのけぞると,替わりの首をそっと舞台に乗せるところなんか感心しました.
泊まったホテルが靱本町という読めない地名だったのですが,宵庚申の舞台がこの辺りで,「ウツボホンマチ」と読むことが解りました.
宵庚申は心中の場面がきれいでした.こんな風に心中を美化するから心中が流行って,吉宗が「心中」という言葉を使用禁止にしたのね.「相対死に」では不粋だもの.
三味線の豊澤龍聿がイケメソで ハァハァ(;´Д`)…ハァハァ,心中の場面なのに,オペラグラスで床ばかり見てました.
資料展示室では企画展「糸操りの世界」をやってました.
日本では文楽と同じような演目を操り人形でもやっていたのね.
劇場で買った文楽弁当です.美味しゅうございました.

さて,終演後は,今は関西の事業場に移動した,かつての同僚TD嬢と再開,「粉もんが喰いたい」とリクエストしておいたので,谷町六丁目へ.お好み焼きやらチジミやらの粉もん文化を堪能してから梅田へ.観覧車に乗りました.
TD嬢とはお台場とか横浜とかあっちこっちで観覧車に乗っていたので,お互い「観覧車には色物と乗る」と思いこんでいたので,「世の中には恋人同士で観覧車に乗る人もいる」と聞いて,「へーー」
梅田の駅近くであこがれの「二度漬け厳禁串カツ屋」へ.まー本当に大阪の食文化は凄い,安い,旨い.
その後堂山のゲイバーへ.
お店で「あら,デートですか」と言われて,お互いに「こいつ男(女)じゃないですから」
で,遅くまで飲んでました.
さて,帰り,イヤー列車の旅で一番の楽しみは駅弁ですが,帰りの新幹線,お弁当は「駅弁コンテスト」でグランプリを取ったという21世紀出陣弁当.
けっこうなお味でしたが,あたくしには少し,量が多いようで.
静岡辺り,富士山がきれいでした.

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