2007年4月16日月曜日

バッテリー☆☆☆☆

バッテリー☆☆☆☆
スポ根か,少年の難病ものだと思って敬遠していたけど,作者の対談が感じよかったのと,評価も結構良いようなので見に行ってきました.
で,これは素晴らしい恋愛映画です.原作が愛される理由も分かります.
投手と捕手の,兄と弟の,母と子の.単なる「愛」ではなく,恋愛です.といってもヤオイ物ではありません.あたくしにほんの僅かでも野球に対する思い入れがあったら星五つでした.
よく,「捕手は投手の恋女房」と例えられるけど,物凄い球を投げるけど,受ける捕手がいないために,捕手のことを考えて手を抜いて投げたので負けてしまった,実力はあるけど性格に少々難有りの投手.その球を受けることが出来るようになった捕手.
「この捕手だけは他の投手に渡したくない」と思いながらも,行き違いがあって「俺の野球が信じられないのか」みたいな流れになって,この辺りの流れが本当に一流の恋愛映画です.
さらに投手の病弱の弟.お兄ちゃんと同じように野球をやりたいけど,母親に禁止されて.
天海祐希も驚くぐらいの美少年,主役の林 遣都はじめ,役者は「野球の経験者」からオーディションしただけに,野球にウソもない.
といってもあたくしにはよく分からないけど.
「ワシが全部受けちゃる」豪くん役,山田健太くんがとても良い味出してます.
エンドクレジットの映像がとても素敵です.
渡辺謙の息子が出てるけど(中学生には無理がある)目の力強さがお父さんそっくり.

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