2007年4月22日日曜日

クイーン☆☆☆☆☆

スティーブン・フリアーズ監督,今回もPatheですね.
ヘレン・ミレンが素晴らしい演技,間違い無しのアカデミー賞でした.
故ダイアナ妃を悪く言うつもりはないけれど「生きていても死んでも厄介者」だったのは確か.
別れた嫁なんだから王室は関係ないはずなのに,ミーハーな一般庶民は王室を責め立てる.
本来は改革派のはずのブレア首相が必死になって王室のため,いや女王のためにかけずり回るのが面白い.
昭和天皇もそうだったけど,エリザベス二世女王も「duty first, self second」の滅私奉公なのがよく分かる.
最終的に女王はブレアの意見を飲んで声明を出す.
一臣民のために女王が声明を出すなんてあり得ないでしょ?冷静に考えれば.
でも当時の情勢はまさにヒステリー状態だったからね.
ブレア首相,フィリップ殿下,チャールズ皇太子,皇太后陛下,みんな似た役者,というか似せているのが面白い.
鳥の歌声がきれいなBGMになってます.特にBlackbirdの声が(大好きな鳥の声です)
ナッチの字幕でしたが,prop shaftは「プロップシャフト」ではなく「プロペラシャフト」と訳すのが普通です.
写真はいつぞや踏み台さんのところで話題になったouthouseです.Monty Python's the Meaning of lifeから.

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