2007年7月11日水曜日

アポカリプト☆☆

メル・ギブソンって才能無いと思います.
この映画の駄目なところは
  1. 20世紀の西欧(豪州だけど)キリスト教徒の価値観,倫理観で作られている.当時のマヤの常識ではないように思えること.
  2. 出てくるモンゴロイドがどうみても中南米というより,東南アジア系.白人にとっては同じような物かも知れないけど,日本人が見ると変です.
  3. ハリウッド映画の「ハラハラドキドキ」のお約束がてんこ盛りで,工夫が見られない.しとめたはずの動物に近づくと,突然動物が「ガオー」とか,奴隷狩りにあった主人公が女房子供を古井戸に隠そうとすると「一人にしないで」とお涙頂戴.あんた,今どういう状況なのかわかってるの?
    自分自身が捕まった後は女房子供の隠れている古井戸をじっと見て「女房子供があそこに隠れてますのでいじってやってください」オーラを出すし.追っ手に追われて逃げるときも,矢が刺さろうが槍が刺さろうが這いずり回ろうが匍匐前進しようが,数十メートル後ろにいる追っ手との距離が詰まらないとか,追われているのに土手を駆け上がると立ち止まって向こうの森を見渡すとか(そんなことしている場合か!)
  4. 挙げ句の果ては欧州からの宣教師の一軍が来てめでたしめでたし.
  5. まったく現実味のない映画なのになぜかマヤの言葉で作られている.
まあ,メル自身が怪しげなキリスト教の指導者であるから最終的に言いたいのは「キリスト教マンセー」なのだろうけど.
これでもう少し ハァハァ(;´Д`)…ハァハァな部分があればそれなりに良かったけど,褌一丁の割りには ハァハァ(;´Д`)…ハァハァ感が無いのよね.ま,見る必要のない映画です.
自宅近くのシネコンでは終演だったので,電車に揺られて亀有のシネコンまで行ってきたけど,流石は都内有数の生活保護率を誇る貧民の町,つまり,チョンとB及びこいつらの就職先であるヤクザの多い町,DQN係数と,ピリピーナ係数(しかも妊婦)が異常に高かったです.
南東北も真っ青なぐらいDQNが多かった.

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