2007年9月15日土曜日

題名のない子守歌☆☆☆☆

この監督さんの映画は,そんなに感心しないのに,いつも泣かされてしまうのよね.
ネタバレ注意
ウクライナ出身の謎の女性イレーナ,トリエステと思われる街にやってきて,強引な手法でアダケル家の家政婦となる.
フラッシュバックの映像から,イレーナはイタリアの売春組織で働かされ,なおかつ養子用の出産マシンとされていたらしい.組織のボスを殺して金を奪い,脱出したイレーナ,最後に産んだ子供の父親は組織の目を盗んで,本当に愛していた人との間にできた子供だった.
どうやらアダケル家の娘テアがその子供らしいということ.
家政婦としてテアをバーチャル子育てしていると,組織の手が伸びてアダケル夫人が殺される,組織の陰謀で容疑者となったイレーナは全てを話す.DNA鑑定で,テアはイレーナの子供ではないことが解る.母親を失ったテアに「字が書けるようになったら文通しましょう」と言い残してイレーナは刑を受ける.
10数年後,イレーナが出所すると・・・・・テアが迎えにくる.暗転.

泣けるのよ,最後が特に.でもね,必要以上にサスペンス調を強調しているから,何だかな?な感じが強いの.こういうところがこの監督の欠点なんだけど,最後に泣かせて閉めるから,なんとなく評価が高いのよね.
だから星五つにはなりません.
今日は新宿のバルト9に初めて行ってきました.評価の高い映画なので満席でした.今朝ネットでチケット手配したのに,隅っこの席でした.
バルト9は新しいシネコンなのに,音が悪い!音量が大きすぎてうるさい,映画館でした.
その後オニチョのいつものお店で一杯だけ飲んで帰ってきました.

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