2007年11月18日日曜日

東京室内歌劇場 ザ・芸者☆☆☆☆

2007年11月18日東京室内歌劇場 ザ・芸者☆☆☆☆ 於 ル・テアトル銀座
おミモザ・・・・・・・・・・・斉田正子
ジュリエット・・・・・・・・・鐵 京子
フェアファックス大尉・・・・・鹿野章人
モリー・・・・・・・・・・・・森永朝子
ウン・ヒ・・・・・・・・・・・斉藤忠生
カタナ・・・・・・・・・・・・大橋正明
指揮・・・・・・・・・・・・・神田慶一
演奏・・・・・・・・・・・・・Orchestra du Poisson Bleu
ひゃーーー客入って無い!3割か?
ここの劇場が演劇の劇場になってからはじめてかしら?
演出家が降板して指揮者が演出するって言うから,はぁ?と思ったけど,指揮者は青いサカナ団だったのね.で,そのオケがとても良い演奏でした.どこかのボッタクリバレエ団の臨時編成オケなんかと較べたら桁違いにうまい.プログラムもどこかのボッタクリバレエ団と違ってたったの500円.
で,ミカドの少し後,イリスとチョチョサンの少し前に作られた曲だけあって,サリヴァンよりは複雑な曲です.でも,ミカド並みにお馬鹿です.
だけどね,無駄に長いのよ.あっちこっちトリミングすれば2時間(休憩込み)で出来るはずよ.
どのアリアも3番まであるけど,これを2番までにするだけでずいぶん短くなると思うし.
日本語訳はまあまあかな.だけど,合唱になると何歌ってるのか解らないから,いくら日本語上演でも字幕があると良いのだけど.
「ちょんきな,ちょんきな,ちょんちょんきなきな」のちょんきな節や「チャイナマンはかわいそうある」他楽しいアリアが満載.
「着物風ドレス」や膝を曲げてのお辞儀も,お箸風かんざしも「日本風」オペラの基本です.
斉田正子は年を取ったとはいえきれいで見栄えも良いし,高音もさえてました.
珍しい作品だけに,見なきゃ損です.

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