2008年1月10日木曜日

レニングラード国立バレエバヤデルカ☆☆☆

2008年1月10日レニングラード国立バレエ バヤデルカ☆☆☆ 於東京文化会館大ホール
ニキヤ・・・・・・・・・・・・・アナスタシア・コレゴワ
ソロル・・・・・・・・・・・・・イーゴリ・コルプ
ガムザッティ・・・・・・・・・・エレーナ・エフセーワ
ハイ・ブラーミン・・・・・・・・マラト・シェミウノフ
ブロンズ・アイドル・・・・・・・デニス・トルマチョフ
指揮・・・・・・・・・・・・・・ミハイル・パブージン
演奏・・・・・・・・・・・・・・レニングラード国立歌劇場管弦楽団
主役は素晴らしい.演出も良い.だけど,色々ミスが目立ち,がっかりな公演でした.今年は終にコーセーがスポンサー外れた?
とはいえ,大好きな作品であるのには変わりないけど.
まず,開場時間になっても「リハーサルが押している」とかで,なかなか開場しない.
また,アニハノフは今日もいないし.マリインスキーからのゲスト,コレゴワは,ヴィシニョーワの若い頃とよく似た・・・・・・・あ,そう言う意味か?ルジマトフ.
コルプはルジの後を継ぐのに最適ね.ニキヤやガムザッティより高く跳ぶし.そう言えば,キエフバレエの時にも,まるでキトリみたいな海老ぞりジャンプを連発してたし.
で,一幕は良いんです.コレゴワのニキアは,このバレエ団でも違和感のない踊り出し,何より脚裁きが同じですから.
エフセーワが凄いんです.貫禄というか,迫力というか,演技力も含めて,やはり成長してますよこの人.
大僧正,シェミウノフくん,「無表情な木偶の坊の演技」がうまいですね.
今日はバレエのマットが馴染んでないのか,特定の部分に(複数)ダンサーが来るとギューギュー音がする.さて,二幕になって,ブロンズアイドルはテンポ崩すし.舞台の奥の方からはひっきりなしに,衣装の物と思われるシャンシャンというノイズが流れてくるし.
エフセーエワのイタアリアンフェテは相変わらず美しい.コルプは頑張るよ!影の王国行くときも阿片は吸わないノンスモーカー,ドラッグフリーです.
三幕でヲイヲイになってくる.まず,影の王国がはじまってから(恐らくロシア製)スモークマシーンが,けたたましく煙を吐き始め,しかも止めどなく吐くので,舞台上は「濃霧」.山の上も,影の登場シーンも見えない.
影が揃ってフォーメーションを変え,一斉に脚を上げるところ・・・・・・ヲイヲイなんでそんなにプルプルするの.その後アラベスクで・・・ヲイヲイそこはプルプルするところじゃないだろ.
さて,三人の影,ペレンちゃん,ミリツェワ,コシュレワの豪華版.
上がる脚の角度までほとんど同じ,きれいね.
でもね,決めのポーズでペレンちゃんが脚上げすぎて前のめりにおっとっとっと!
幕切れの振り落としのシーンは好きなんだけど,照明のタイミングがずれて,黒衣さんが階段を片付けているのが丸見え.
んーーーーダンサーは良いんだけどなあ・・・・な公演でした.
カーテンコールでルジマトフが出てきました.

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