2008年3月29日土曜日

新国カルメン☆☆☆☆

2008年3月29日 新国立劇場 カルメン☆☆☆☆ 於 新国立劇場中劇場

カルメン・・・・・・・・・・・本島美和
ドン・ホセ・・・・・・・・・・碓氷悠太
エスカミーリオ・・・・・・・・マイレン・トレウバエフ
スニーガ・・・・・・・・・・・市川 透
ミカエラ・・・・・・・・・・・西山裕子
指揮・・・・・・・・・・・・・森岡 肇
演奏・・・・・・・・・・・・・新日本フィルハーモニー交響楽団
客席に朝倉摂センセがいらっしゃったのは,装置がセンセの作品だからなのね.
牧センセの隣りに高円宮妃殿下がお座りになり,台覧バレエです.
オペラとしても嫌いなカルメン,バレエとしても嫌いなコンテンポラリー,なのに,とーーーっても面白かった.
まず,主役二人が凄い.美和ちゃんはまるっきりカルメンのイメージになってました.
それ以上に掘り出し物は碓氷悠太くん.今新国バレエ団に一番欠けている「スタイルが良く,ハンサムで,華があるダンサー」
マイレンは素晴らしいダンサーだけど華がない.八幡くんも素晴らしいダンサーだけど,タッパが無い.
バレエ団を背負っている美形ダンサーは,山本隆之くん一人.
碓氷くんは美しいダンサーだし華がある.引き抜いちゃえ!
で,あたくしの好みに合うはずのない作品なのに,なぜか感動しました.
曲がまるまるビゼーで,振り付けが思いっきりクラシックだと言うこともありますが.
一幕ではホセとスニーガの絡み方がやーらしいし,カルメンとホセのPDDはマノンの「沼地のPDD」みたいだし.
エスカミーリオの「真実の瞬間」は音楽が停まり,男性ダンサーの踊りだけで表現されます.
もう一度同じ配役で見たい,つーか碓氷悠太くんが見たい!

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