2008年11月15日土曜日

アラジン☆☆☆☆

新国立劇場バレエ アラジン☆☆☆☆ 於 新国立劇場オペラパレス

アラジン・・・・・・・・・・・・・・山本隆之
プリンセス・・・・・・・・・・・・・本島美和
マグリブ人・・・・・・・・・・・・・マイレン・トレウバエフ
ランプの精ジーン・・・・・・・・・・吉本泰久
指揮・・・・・・・・・・・・・・・・ポール・マーフィー
演奏・・・・・・・・・・・・・・・・東京フィルハーモニー交響楽団

面白かった,きれいだった.でもね・・・・バレエじゃないのよね.もちろんテクニック的には恐ろしいほどクラシックバレエなのだけど,
音楽も,現代音楽とは違い,耳に良く馴染むのよ.でも・・・所詮映画音楽?みたいな感じ.
演出も面白いのだけど,舞台で見るより,映像で見たいわね.コールドの動きもどことなくハリウッドの「水着の女王」みたいだし.一番近いのは,最近見た映画の「落下の王国」かしら.バレエとしては疑問だけど,映像作品としては面白かったです.
一番の儲け役はランプの精でしょ.登場のしかたがいちいちドラマチックだし,宙乗り有りーの,回転ありーの,煙から登場ありーの.久しぶりに吉本くんがかっとんでました.
山本くんは王子様してるし,美和ちゃんもきれいでした.せっかくのマイレンがほとんど踊りません.残念.
一幕の後半はグラン・パのような華やかなヴァリアシオンの連続があるのですが,ルビーを踊った厚木三杏・陳秀介がピカイチで光っていました.相変わらずコールドバレエはきれいです.
流石はプレミエ,客席は華やかでした.ビントレーはじめスタッフ一同,遠山理事長,赤服監督他,吉田都ちゃん(OBE)もいらっしゃいました.二期会の栗林センセ,森田健太郎夫妻etc.

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