2009年2月1日日曜日

新国立劇場 こうもり☆☆☆☆☆

2009年2月1日 こうもり☆☆☆☆☆ 於新国立劇場オペラパレス

アイゼンシュタイン・・・・・・・・・・ヨハネス・マーティン・クレンツレ
ロザリンデ・・・・・・・・・・・・・・ノエミ・ナーデルマン
ファルケ・・・・・・・・・・・・・・・マルクス・ブリュック
アデーレ・・・・・・・・・・・・・・・オフェリア・サラ
オルロフスキー公・・・・・・・・・・・エリザベート・クールマン
フロッシュ・・・・・・・・・・・・・・フランツ・スラーダ
指揮・・・・・・・・・・・・・・・・・アレクサンダー・ジョエル
演奏・・・・・・・・・・・・・・・・・東京交響楽団

このプロダクションの初演も見ているはずなのに何にも覚えてなかった.
今までに何十回見たか分からない「こうもり」,評価も辛口にならざるを得ない.歌手もほとんどが新国初登場.さあ,見せて貰うわ.
で.面白かった!素晴らしかった.このプロダクションってこんなに楽しかったっけ?
どいつもこいつも歌が素晴らしいだけじゃなくて演技がうまい.勿論一番はフロッシュだけど.
見ものはオルロフスキー公のクールマン,実に男前な演技でした.そう言えば初演の時はツィトコーワだったのね.だったらクールマンには次回のオクタヴィアンをお願い!
彼女のカーテンコールの時はピットからも物凄い拍手でした.
衣装はポール・ポアレかマドレーヌ・ビオネのようなエンパイアスタイル.紗幕で奥行きが狭いようなデザインなのに,幕が開くと物凄い遠近感.
同じ演目,同じ演出なのに歌手が違うとこうも違うのかと言うのは,今までにも何度か経験があるけど,今日の公演は本当に素晴らしかった.
歌手たちの小芝居も良かった.二幕の舞踏会でさりげなくアデーレのドレスの生地を確かめるロザリンデとか.
敢えて欲を言うなら,大晦日なりお正月なり特別の時に,二幕に思いっきり入れ事入れて見てみた行きもします.
同じメンバーでの再演が見たいです.

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