2009年4月13日月曜日

鈴本演芸場☆☆☆☆☆

2009年4月13日 鈴本演芸場☆☆☆☆☆
柳亭こみち・・・・・・・・・・紙屑屋
鏡味仙三郎社中・・・・・・・・太神楽
柳亭燕路・・・・・・・・・・・粗忽長屋
柳家さん喬・・・・・・・・・・初天神
ダーク広和・・・・・・・・・・奇術
桃月庵白酒・・・・・・・・・・短命
桂 藤兵衛・・・・・・・・・・家見舞い
仲入り
大空遊平・かほり・・・・・・・漫才
橘家文左衛門・・・・・・・・・無筆の手紙
林家二楽・・・・・・・・・・・紙切り
柳家三三・・・・・・・・・・・夢の酒橋場の雪
追記 本人のブログにより「夢の酒」の異稿「橋場の雪」とのこと.「橋場の雪」は「夢の瀬川」とも言われるらしい.

まずはこみち,新内や清元の声は実に美しく,小菊姐さんを思わせました.さて,初天神のような前座話でも,さん喬のような名人がやると本当に面白い.それも,寄席だから蜜団子で終わってしまうのに,大笑いしました.
白酒の短命も同じく,何かというと「毒が,毒が」という察しの悪い八五郎で大爆笑.
文左衛門の無筆の手紙,やっぱりふて腐れ芸が良い.
久しぶりに見る二楽は桃太郎,東大入学式,鯉のぼりときれいにこなして.二楽は正楽師匠よりしゃべくりは面白いけど.
さて,三三,最近人情噺ばかり聞いてたけど,今日の夢の酒は爆笑でした.夢の中で小僧の定吉に船を漕がせ「大店の若旦那が船を漕ぐとろくな事がない」と言わせたり,夢を聞きたがるお花に向かって「夢如きで奉行所に出られても」といれたり.ただし,最後までやらずに,一悶着の後またウトウトして「定吉はまた船を漕いでるよ」という落ちでした.

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