2009年9月11日金曜日

月例三三 独演☆☆☆☆☆

2009年9月11日 月例三三 独演☆☆☆☆☆ 於 日本橋公会堂

柳亭市江・・・・・・・・・・牛ほめ
柳家三三・・・・・・・・・・魂違い
・・・・・・・・・・・・・・五貫裁き
仲入り
柳家三三・・・・・・・・・・牡丹灯籠
              栗橋宿・関口屋の強請

先月のお札はがしに続く牡丹灯籠.二ヶ月かけても全体の1/10話せるかどうかということで,ごく普通に「お露新三郎・お札はがし」を「お札はがし」として,今日の後半を「栗橋宿」として話しました.
まず,二つ目に上がったばかりの市江が牛ほめを.
三三が出てきて「羽織の脱ぎ方はぎこちないけど,高座返しは堂に入ったもの」とちゃちゃいれ,魂違いではおもいっきりはめ物を入れて踊りまで混ぜて,自分でも「はめ物いりは珍しいな」とか「ここ以外に笑わせるところがない落語なので」とか言いながらも,笑わせる話でした.
ここで緞帳が下りて照明が付いたので表へ出ようとしたら「もう一席あります」ということなので,席に戻ると,お色直しした三三が「あれ一席で仲入りでは申し訳ないので」ということで五貫裁きを.個人的には魂違いで十分だとは思いましたが.
さて,仲入り後の牡丹灯籠.前半よりは動きが少ない様な気がする物の,前半よりズーッと楽しめました.結局前半が楽しめなかったのは,単にあたくしが乗ってなかっただけなのでは?と思いました.
栗橋宿といいながら.その後の関口屋の強請も入って.
円朝の原作だとこの後も長いのだけど.
で,市江から三三に変わると・・・・・実力の差が物凄くて,やっぱり二つ目は二つ目,三三は名人と感じました.
先月,今月とカメラが入ってたので,牡丹灯籠はDVDにでもなるのかしら?

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