2010年1月6日水曜日

ミハイロフスキー劇場バレエ バヤデルカ☆☆☆☆☆

2010年1月6日ミハイロフスキー劇場バレエ バヤデルカ☆☆☆☆☆ 於 オーチャドホール

ニキヤ・・・・・・・・・・・イリーナ・ペレン
ソロル・・・・・・・・・・・ファルフ・ルジマトフ
ガムザッティ・・・・・・・・オクサーナ・シェスタコワ
ハイブラーミン・・・・・・・ニキータ・ドルグーシン
ブロンズアイドル・・・・・・アントン・プローム
指揮・・・・・・・・・・・・ミハイル・パブージン
演奏・・・・・・・・・・・・ミハイロフスキー劇場管弦楽団

いい加減このバレエ団を「レニングラード国立バレエ」と呼ぶのやめません?ミハイロフスキーか愛称のマールイで良いでしょう.
プロダクション自体は何度も見ているのだけど,ルジが踊ると言うので,会社からはかなり遠いオーチャードホール,しかも6時半開演と言う早い時間なのに無理して見に行きました.
かなり早い時期に光藍社にワガママ言って取ったので,二階R2列と言う,オーチャドホールで唯一見やすい席が取れました.
ペレンちゃん,シェスタコワは良いのですが,ルジのサポートの時,微妙によろける場面が結構ありました.
シェスタコワ,さすがです.目の演技がすごい.ソロルを見るときの甘ったれた目つきと,振り返ってニキヤを見るときの冷たい目つき.
ガムザッティの婚約式でラジャがアイヤに「蛇仕込んどけ」と言った後,そばで聞いてたアダモステマグダヴィアがハイブラーミンに「旦那,大変です,蛇が仕込まれてます」ってチクルシーン,いままでもあったっけ?
ニキヤが死んだ後,ソロルはニキヤの遺体を抱きしめます.(逃げる根性無しな演出が多いですよね)
その婚約式でのシェスタコワ,イタリアンフェテが綺麗.
影の王国,新国に対抗したのか,影は32人でした.うち8人は出たり入ったりでしたが.で,ルジと絡むペレンちゃんも綺麗に踊ってました.少しは成長したかな?
このプロダクションの唯一の不満は,最後にハイブラーミンだけがのうのうと生き残るところ.ここって結構見せ場だと思うのだけど.
あたくしの好みはボリショイの,ニキヤが向こうの方でアラベスクパンシェを繰り返しながら終わると言うもの.
さて,カーテンコールは影の王国のセットで,空中に雲のようにスモークを撒いて.物凄く幻想的でした.
数年前のこのバレエ団,ものすごい音を出すスモークマシンだったけど,今日は音もなく.

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