2010年1月17日日曜日

ミハイロフスキー劇場バレエ 眠りの森の美女☆☆☆☆☆

平成22年1月17日 ミハイロフスキー劇場バレエ 眠りの森の美女☆☆☆☆☆ 於 オーチャードホール

オーロラ姫・・・・・・・・・・・オクサーナ・シェスタコワ
デジレ王子・・・・・・・・・・・アンドレイ・ヤフニューク
リラの精・・・・・・・・・・・・イリーナ・ペレン
カラボス・・・・・・・・・・・・アレクサンドル・オマール
4人の王子の1・・・・・・・・・・ミハイル・シヴァコフ
指揮・・・・・・・・・・・・・・ミハイル・パブージン
演奏・・・・・・・・・・・・・・ミハイロフスキー劇場管弦楽団

ここの「眠り」はカットが殆どありません.だから,うんざりするほど長いです.思いっきり本寸法です.でも楽しめました.
シェスタコワは別格として,今日もペレンが良かった.やはり,今年のペレンの中の人はいつもと違うらしい.
アニハノフが辞任して,心配だった指揮者もパブージンが結構うまいことやるので満足だし.
さて,シェスタコワは本当に美しい.まっすぐ180度に開く足の捌き方,ポールドブラどれをとっても美しい.テクニック的に不安はないし,表現も素敵.
ペレンちゃんもマイムの多いリラの精をきれいに踊っていたし,やはり足がきれいだった.というか,このバレエ団っていつも思うけど,みんな足の裁きが綺麗なんですよね.
今回は「大人の事情」によって年が開けての来日になったシヴァコフはチョイ役でしたが,見られただけでも良いか.でも・・・・おヒゲは似合わない.

二幕の間奏曲,綺麗でしたが,東響が新国のピットに入った時の大谷康子さんには適いません.
終幕のヴァリアシオンは通常省略される人喰い鬼まで踊ってくれて滅多に見られないだけに,感動します.最後のギャロップからアポテオーズまできっちりと演奏してくれました.

オーチャードホールってのは良席が少ないので,できれば避けたいホールです.カフェ・ドゥ・マゴが運営するビュッフェが数少ない気に入った点でしたが,ここのところ最低.
我々劇場をよく利用する客は,開場と同時にビュッフェで飲み物や軽食を手に入れて(あるいは持ち込んで)上演中にお腹が空かないようにすることが多いけど,最近ここのビュッフェ,開場時に準備出来ていないことが多い!「JTになったらこれかよ」と言われないために心して努めよ.
それと,今日は2階R後ろの扉のアテンダントが,客電落ちても扉を開けっ放しにしているので目障りでした.なんのために扉が二重になっていると思っているんだ.
いい加減オーチャードホールはやめてほしいですね.

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