2010年11月14日日曜日

100歳の少年と12通の手紙☆☆☆☆☆

2010年11月14日 100歳の少年と12通の手紙☆☆☆☆☆

おフランスというのはどうしてこういう洒落た映画が作れるのでしょう.日本人が作ったらジメーーーっとした湿度の高いお涙頂戴映画になるようなストーリーなのに,かつての名作アメリと同じで,妄想シーン,早回し,コマ落としなどの手法でとても可愛い作品になってます.
10才の少年オスカーは白血病.骨髄移植も失敗し,もう治療法はない.廻りのみんなは腫れ物に触るように見せかけの優しさでオスカーに接する.
そんなオスカーを頭ごなしに罵倒したのは,ピザ屋のローズ「このクソガキ」と罵詈雑言を浴びせる.
廻りの大人に心を閉ざしたオスカーを心配した主治医が「誰なら話をしてくれるの?」と聴くと「ローズ」
主治医に頼まれ死に損ないの面倒見るのはまっぴらと思いながらも「ピザを買う」事を条件にオスカーに会いに来る.で,オスカーに「いつまで?」と聞かれて「12日」とバカ正直に答える「ぼくそんなに悪いの」と落ち込むオスカーに「1日を10年と考えよう」と提案.1日の終わりに神様に手紙を書く.
ここから先は映画でお楽しみ下さい.思い切り泣けるけど,楽しい映画です.

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