2017年6月26日月曜日

日本手話

ずーっと前,東横線沿線でお仕事してた時,近くにろう学校があったのか,聴覚が不自由な高校生が団体で乗ってくるのによく出くわした.聴覚が不自由な子達は,表情を思い切り使いながら会話するので「可愛いなあ」と微笑ましく思っていた.
その時に彼らが使う手話と,テレビなんかで出て来る手話通訳の手話と違うんじゃない?と思っていた.
そうしたらTBSの「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」のポッドキャストでそのあたりのことをやってたの.聴覚障害者が使うのは「日本手話」,通訳が使うのは「日本語対応手話」
日本手話と言うのは聴覚障害者にとってクレオール言語であるのに対し,日本語対応手話は聴者にとっても聴覚障害者にとってもピジンらしいの.
番組の中で,日本語対応手話で「赤ん坊の首が座った」といったら日本手話話者は「椅子の上に赤ん坊の首がおいてあった」と思ってしまった例を挙げていたわ.
日本手話の話者は,日本手話の文法で考えるし話す.一方日本語対応手話は日本語の文法で話す.
さらに日本手話は「顔を隠したら半分も伝わらない」と言われるほど,表情やポーズにも依存する.
かつて,日本の教育では「手話厳禁」が普通だった.方言札と同じような意味もあったけど,緊急時に手話しか使えないと命にかかわることもあったと思う.
ま,今はタブレットがあったりするから,筆談も楽になったと思うけど.
言語学的な検知から,手話を勉強してみたいわ.

あたくしが「あぁ手話が使えたら」と思ったのは,同じように電車の中で手話で騒ぐ高校生達.複数の子供が目まぐるしく手を動かすから「うるさい!」と言いたくなった.

アメリカにはAmslanという手話があるのだけど,これに微妙な方言があるらしいの.で,それを「patois」と呼ぶらしいのだけど,この単語,フランス人に行ったら決闘沙汰になりかねないような差別語なのよね.
手話の「話者」はspeakerじゃなくてsignerね.

2017年6月24日土曜日

ジゼル☆☆☆☆☆

2017年6月24日 ジゼル☆☆☆☆☆ 於 新国立劇場オペラパレス

ジゼル・・・・・・・・・・・米沢 唯
アルベルト・・・・・・・・・井澤 駿
ハンス・・・・・・・・・・・中家正博
ミルタ・・・・・・・・・・・本島美和
指揮・・・・・・・・・・・・アレクセイ・バクラン
演奏・・・・・・・・・・・・東京フィルハーモニー交響楽団

ま~~〜〜驚いた.ジゼルごときで感動しちゃいましたよ.まず指揮者が最高.音楽が,東フィルが,バレエの伴奏なのに見事でした.バチッと合ってました.音も見事に鳴ってました.
で,米沢唯ちゃん見事なジゼルでした.可憐な踊り,そして狂乱の場の,狂うまでの演技.
二幕の浮いているかのような踊り.そして,その唯ちゃんをサポートした駿くん.

駿くんはとにかく華がある.入団直後から「すぐにプリンシパルだな」と思ったら来シーズンはもうプリンシパルです.
で,あの細い体で見事に唯ちゃんをサポートしてました.
かつてルグリが「二幕のジゼルは幽霊だから浮いていなければいけない.持ち上げてはいけない」と強調してましたが,まさにその通り.
「世界一可愛いウドの大木」マリインスキーのシクリャロフが,最初から最後まで「どっこいしょ」「よっこらしょ」だったのに.駿くんのアルベルトは浮いて飛んで行きそうなジゼルを下から捕まえているような,本当に浮いているような踊りでした.
そしてコール・ド・バレエの美しさ.アラベスクで片足ぴょんぴょんで交差する所,珍しく拍手喝采でした.(マールイの時は結構拍手あるけど)
終演後も喝采喝采.いつもならさっさと帰るあたくしも,今日は客電点くまで残りました.
この公演見なかった人,損したわよ.
長年のバレエ仲間,マダムとムッシュにも久しぶりにお会いしました.お二人は最近はプレミエでご鑑賞だとか.ホリデーのあたくしとは日程が合わないことが多かったのですが.お二人が「ボリショイもパリオペも最近は見る価値がない.世界最高のバレエ団は新国よ」同意.

2017年6月17日土曜日

ギャラリー桜林

休日だと言うのに,朝早く起きて,ローカル線の旅
関東鉄道常総線で下館へ
途中駅,水海道.三遊亭円朝の怪談,真景累ヶ淵の舞台です.円朝はこのあたりから千葉県の東葛地域をを広く旅しています.
筑波嶺
いい感じ.
小麦畑.借り入れの時期のようです.
下館で水戸線に乗り換え
筑波山の2つの峰(男体山,女体山)がはっきり見えます.
降りたのは福原駅.バスもタクシーもありません.辛うじて無人駅ではない.
10分程歩くと
常陸国出雲大社.由緒正しい神社ではありません.創建は平成ですし,本家出雲大社からは破門されているらしいです.でもねえ,こんな立派な神社,お金の出所はどこなのでしょう?
物凄い急坂を歩いて登ります.

拝殿は出雲大社を模しています.二礼四拍手一礼です.
御本殿は平安時代以前の古の出雲大社を思わせる建物です.
御朱印も頂戴しました.
拝殿横にテラスがあって,絶景が見られます.
でも,目的地はここではないのです.
境内の坂の下にあるギャラリー桜林

展示品はミヅマギャラリー所属のアーティスト.あたくしが大好きな作家,山口晃,会田誠,池田学,みんなミヅマギャラリー所属なのよ.
で,今回の作品は「ギャラリー桜林と表記してくれれば撮影も投稿もOK」よいうことなので.
ーー以下の作品群はギャラリー桜林で撮影しました.ーー



 即売もしています.「個人蔵」というのはあたくしの夢なのですが





山口晃の傑作漫画「続・無残ノ介」を思わせるこの連作,たったの1500万円ですのよ,奥様.ぜひご家庭にお一つ.
ギャラリーの隣にレストランもあります.天ざる.なかなか立派ですし,美味しゅうございました.
さて,駅へ戻る途中.趣の良い木ですね.鴬も鳴いているし.

駅の跨線橋からの景色も綺麗です.

下館から再度常総線に乗って.真っ直ぐですね.

2017年6月16日金曜日

パリの炎☆☆☆☆

2017年6月15日 ボリショイ・バレエ団 パリの炎☆☆☆☆ 於 東京文化会館大ホール


ジャンヌ・・・・・・・・・・クリスティーナ・クレトワ
フィリップ・・・・・・・・・イワン・ワシーリエフ
ジェローム・・・・・・・・・アレクサンドル・スモリャニノフ
アデリーヌ・・・・・・・・・アナ・トゥラザシヴィリ
候爵・・・・・・・・・・・・イーゴリ・ツヴィルコ
俳優・・・・・・・・・・・・ダヴィド・モッタ・ソアレス
指揮・・・・・・・・・・・・パーヴェル・ソローキン
演奏・・・・・・・・・・・・ボリショイ劇場管弦楽団

最後のPDD以外は殆ど知られてない作品.今上演するのもボリショイとマールイぐらい?
そのマールイからワッシーがゲストですから,平日のソワレで知られてない作品なのにほぼ満席.で,そこまでして上演するような作品でもないとは思うけど,ワッシーはすごかったです.
PDDあまりにも張り切ったので,32回転はシャンシャン手拍子出るし,レヴェランスの時,ワッシーは肩で息しているわ.そこはやはりすごかった.
でも一番の眼福はダヴィド・モッタ・ソアレスくん.ブラジル出身の20才.少年のような体付きとウトゥクシイお顔.今のうちに唾つけておこう.
それにしてもロシアのオケはチューニングが短くて良いわ.

2017年6月6日火曜日

メッセージ☆☆☆

2017年6月6日 メッセージ ☆☆☆

この作品は映画化しないほうが良かったのではないかな?
世界各地に宇宙船がやってきて,乗っていた宇宙人との対話を言語学者に依頼. その宇宙人の言語は「絵」であった.
というような内容ならとても興味深いのだけど,結局言語学者は,その宇宙人と関わることで未来を見ることができるようになり,一緒にこの仕事についた同僚と結婚し,娘を儲け,離婚し,その娘が若くして亡くなることをわかりながらもその同僚と結婚する.
結局よくあるアメリカ映画の安っぽい「私達がまぐわうまで」な映画になってしまっていること.
「アルジャーノンに花束を」も名訳があるからこそ読んで感動するけど,映像にすると今一つなのと同じ値.
ま,映像は素晴らしいし,尺の長さに対してアキないけど,「何だ結局そういうエンディングなのね」感が強いです.

2017年6月5日月曜日

ジークフリート☆☆☆☆☆

2017年6月4日 ジークフリート☆☆☆☆☆ 於 新国立劇場オペラパレス

ジークフリート・・・・・・・ステファン・グールド
ミーメ・・・・・・・・・・・アンドレアス・コンラッド
さすらい人・・・・・・・・・グリア・グリムスレイ
エルダ・・・・・・・・・・・クリスタ・マイヤー
ブリュンヒルデ・・・・・・・リカルド・メルベート
指揮・・・・・・・・・・・・飯守泰次郎
演奏・・・・・・・・・・・・東京交響楽団

ほぼ全曲男声ばかり,それも重唱というより「対話」ばかり.なのに,演出と歌手が良かったから十分楽しめました.
とにかくどの歌手も聞かせます.
前回の東京リングが「装置がすごすぎて」チクルス上演は無理だったけど,今回のなら大丈夫かな?
ゲッツ・フリードリッヒ晩年の演出は,けなす人も多いけど,毎回言うように「ワーグナーの演出は分かり難くなくてはいけない」みたいな風潮が大嫌いなあたくしには向いている演出ですし,ミーメとジークフリートの鍛冶屋のシーンなんか,東京リングも同じようなもんじゃない.
エルダはまさに地の底から,ブリュンヒルデは奥舞台から出てきますが,装置そのものはそこそこなので, 迫力はありますが,収納や移動は楽でしょう.
だけど,歌手が凄いと退屈しないものですね.
休憩込みで6時間の上演時間ですが,十分楽しめました.
 オペラシティで,なんか見たことのある奥様のポスターが.
ワーグナーのような長篇オペラの時は,ホワイエのビュッフェコーナーもいつも以上に拡張されるのですが,「ジークフリートボックス」というのがあったので買ってみました.
ま,ちょっと豪勢なサンドイッチです.ワーグナーのように「脳味噌使うオペラ」ってお腹が空くのよ.

2017年6月1日木曜日

三角折り禁止

こんなん見つけました.

これ結構有名な話なんだけど,三角折りをすることがマナーと勘違いしているオ,マ〜ンが結構いるらしい.
私の年代にとって三角折りは

  • お掃除を担当している方が,「このトイレは清掃が住んでいます」の印
  • お水系や飲食店で,「定期的に御手洗の清掃をしています」の印
であった,素人がすることではないと教わったの.
だから,愛人にしているキャバ嬢が,本宅に行ったときに,こっそり三角折りして「あなたのご主人には愛人がいます」と本妻にアピールすることに使われたものなの.
さり気なく「三角折り」したら「あ〜〜,そういうお仕事なさってたのね」と思います.
で,なぜ三角折りが病院で嫌がられるかつーっと
  1. 排泄する
  2. 拭く
  3. 汚染された手で三角折り
  4. トイレットペーパーが汚染
  5. 次にコンプロマイズドホストが入ってきたら,トイレットペーパー経由で院内感染
怖いでしょ?
もし どうしても三角折りしたいなら
  1. 排泄する
  2. 拭く
  3. トイレから出て手を洗う,ついでにアルコールジェル
  4. トイレに戻って三角折り
にしてもらいたいわ.
もちろん最近の病院は無駄に厳しくはないから,ICUに入るときにスリッパ履き替えろとかマスクしろとか,白衣に着替えろとかは言わないと思うけど.
もし言われたらその病院は「昭和の世界」に生きているから,即転院をおすすめするわ.

2017年5月30日火曜日

美しい星☆☆☆

2017年5月30日 美しい星☆☆☆

いつもならGAGAのタイトルバックの音楽が「クソやかましくて」イラッとするところから始まるのに,今日は普通の音でした.
橋本愛がすっかり大人になってよかった.皆芸達者でよかった.でもね,最後が「団地」とおなじような終り方なのよ.団地って去年公開の作品よ.
だから,感動は無し.三島由紀夫の原作らしいけど,完全に現代劇になっています.
「温暖化も地球と宇宙のレベルで見れば自然現象,人間ごときになんとかできると思うな」というのは共感できました.

2017年5月29日月曜日

コンタクトレンズ

あたくしは-7.0程度の近視で, オマケに角膜乱視が強いので,ソフトレンズは向かないと言われてきた.試しにソフトレンズを作ったこともあったけど,思ったような視力は出なかった.

最近遠近両用のハードコンタクトにするようになったが,眼科のセンセが「このレンズ以上に見えるレンズはないですよ」と言われるぐらい目にも合っていた.
で,一応予備のために使い捨てのソフトレンズを 買ってみようと検眼していただいたら,最近はどうも数日分の「お試しレンズ」をくれるらしい.「目に合うようでしたらそのレンズで処方しましょう」

試してみたらアーラよく見える.もちろん単純な近視用なので近くは見えません.

で,わかったのは「同じ度数の遠近両用ハードレンズより視力が出る」こと.
検眼の担当者さんも「おかしいな?この数値だと絶対角膜乱視なんですけどね?」
つーわけでバックアップ用に遠近両用のワンデーソフトも買いました.もちろんこのレンズはお高いので, 毎日使うわけには行かないけど,短期間の出張や旅行にメンテナンス用品を抱えていくのは面倒くさい.そういう時はワンデーで行けます.有効期限も3年ぐらいあるみたいだし.
ソフトついでにカラコンまで買っちゃった.オッドアイにしてみようかしら.

2017年5月27日土曜日

ラインの黄金☆☆☆☆☆

2017年5月26日 日本フィルハーモニー交響楽団定期公演 ラインの黄金☆☆☆☆☆

ヴォータン・・・・・・・ユッカ・ラジライネン
フリッカ・・・・・・・・リリ・パーシキヴィ
ローゲ・・・・・・・・・西村 悟
アルベリヒ・・・・・・・ワーウィック・ファイフェ
フライア・・・・・・・・安藤赴美子
ドンナー・・・・・・・・畠山 茂
フロー・・・・・・・・・片寄純也
エルダ・・・・・・・・・池田香織
ミーメ・・・・・・・・・与儀 巧
指揮・・・・・・・・・・ピエタリ・インキネン
演奏・・・・・・・・・・日本フィルハーモニー交響楽団
つーわけで代役二人.つーかあたくしもいけなくなった知人に変わってのアンダーだってーの.
生で聴くと美しいのにCDやDVDでは退屈してしまうワーグナー.演奏会形式ながら多少の演技もあるし,照明がものすごく雄弁でした.
金曜の夜,二時間半の休憩なし.結構きついかも.
まずインキネンの顔が,指揮が良かった.歌手が良かった.演出が良かった.
10年ぐらい前にアルミンクに嵌まったのと同じかも.
エルダというのは実に美味しい役で,東京リングではハンナ・シュバルツ持っていったのよね(その後昨年のイェヌーファとサロメでも持っていったけど)池田香織さん,本当に素晴らしい声だわ.
本当に文句ない演奏でした.新国の装置,衣裳で上演してもらいたいわ.

2017年5月20日土曜日

皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ

2017年5月20日 皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ☆☆☆

本来なら「人呼んで,鋼鉄ジーグ」なんでしょうが,現地で(イタリア)付けられて,タイトルのスーパーに日本語でこう打ってあるので,致し方なくこの名前になったのでしょう.
お馬鹿なダークヒーロー映画です.
子供の頃からスリ,掻っ払い,ジャンキーな生活をしてきたエンツォ,チンケな掻っ払いを追跡され,川に飛び込んで逃げた.その時放射線マークの 違法投棄産廃のドラム缶を踏み抜き,中の重油のようなものを浴びる.
近所のセルジョと一緒に密輸したクスリの回収に(飲み込んでクソと一緒に放り出すやつ)行くと,(二人の黒人使って)一人は 包みが破れたのか,目の前で死亡,もう一人は自棄になって短銃乱射.エンツォも撃たれてビルの9階から転落するが・・・・・・なんともない.銃創もすぐに治る.セルジョの統失気味の娘アレッシア(鋼鉄ジーグオタク)が訪ねてドアを乱打.ウルセェとドアを殴ると鉄の扉に穴.
そう,彼は鋼鉄ジーグのようなスーパーヒーローになっていた.
でも,それを犯罪にばかり使い,動画がYoutubeに揚げられ「スーパークリミナル」と呼ばれる.
エンツォの不倶戴天の敵となるジンガロともいろいろあって,スーパーヒーローの秘密を訊かれ,アレッシアはお約束でジンガロに殺される.
で,鋼鉄ジーグになったジンガロが サッカー場に仕掛けた爆弾を巡ってエンツォとジンガロは 爆弾ごと川に飛び込みジンガロは木っ端微塵.エンツォも死んだと思われたが...生きてました.
アレッシアが恐ろしくバカでキ印でイライラします.で,なんでエンツォはこんな女でも欲情するのか?とは思いましたが,子供の頃からジャンキービッチの相手ばかりしていたから,アレッシアでもまともな部類のようなのね.
ま,面白いように人が死んでいくので,そこは楽しめます.
あたくしは年寄りなので「鋼鉄ジーグ」を知らない世代なので,今ひとつのめり込めませんが.永井豪センセの作品だそうで.

2017年5月13日土曜日

アドルフ・ヴェルフリ 二萬五千頁の王国☆☆☆☆☆

2017年5月12日 アドルフ・ヴェルフリ 二萬五千頁の王国☆☆☆☆☆ 於 東京ステーションギャラリー

31才で精神病院に収容され,生涯出ることが叶わなかった.
狂乱するヴェルフリに紙と鉛筆を渡すと,一心不乱に絵を書き始めた.鉛筆一本を2−3日で使い切るほどの勢いで.
典型的なアウトサイダーアート.作品も「同じようなパターンを偏執狂的に繰り返す」草間彌生的ものが多い.
自称「楽譜」,なぜか六線譜.新聞用の紙に書きも書いたり25000頁.
え?ヘンリー・ダーガー?な作品群.
ダーガーのほうがバリエーションは広いか.
でもこういった「狂人の戯言」みたいな作品をきちんと保存した病院も偉い.
見ていてとても楽しいのです.ドイツ語が解ったら もっと面白かっただろうに.
お勧めです.

2017年5月9日火曜日

追憶☆☆

2017年5月9日 追憶☆☆

んーーー.中心にあるストーリーはとても面白くて悲しい良い話なのだけど,人物描写と言うか,余計な部分がどうしょうもなくダメで,登場人物が全員バカに見えてします.
北陸の富山で,それぞれに事情があって親と離れていた子供三人,とある喫茶店の女主人のところに身を寄せていた.そこで事件が起こり,女の指示で三人は「二度と合わない赤の他人」になることを誓う.
25年後「刑事」「土建屋の社長」「ガラス屋の社長」に収まるが,ガラス屋が殺される.刑事は土建屋を疑うが・・・・

ダメな点

  • 施設育ちに近いような人間が警察勤務ができるのか?
  • その刑事は,自分を捨てた母親と共依存のように見えるが
  • なぜ刑事は「自分が疑われる」ような行動を,ついうっかりするのか?
  • いくら富山とは言え,25年も合わなかった人間たちに突然,ほぼ同時に出合うか?
ま,降旗監督だし,尺も短いからそれなりに楽しめるけど,感動とは程遠い作品です.

眠れる森の美女☆☆☆☆☆

2017年5月6日 眠りの森の美女☆☆☆☆☆ 於 新国立劇場オペラパレス

オーロラ姫・・・・・・・・・・・米沢唯
デジレ王子・・・・・・・・・・・ワディム・ムンタギロフ
リラの精・・・・・・・・・・・・木村優里
カラボス・・・・・・・・・・・・本島美和
フロリナ王女・・・・・・・・・・小野絢子
青い鳥・・・・・・・・・・・・・福岡雄大
指揮・・・・・・・・・・・・・・アレクセイ・バクラン
演奏・・・・・・・・・・・・・・東京フィルハーモニー交響楽団

初演時はそれなりに違和感あったし,今回も「 どれがリラの精?」な衣裳なんだけど,とにかく踊りが良かった.
唯ちゃんはローズ・アダージョも安定しているし,180度足も開く.
ロミジュリか?な目覚めのPDD,間奏曲なんだから踊りはいらないとは感じさせず.
装置,照明もなかなか良いじゃない.
終幕のディベルティスマン,見せる見せる.どのダンサーも凄く良い.青い鳥やフロリナ王女って,通常は「バレエ団の若手」が踊ることが多いのに,重鎮が見せるのだもの.
そして,最後のPDD,ロイヤル雑技団仕込みのムンタギロフがフィッシュダイブを決める度に「オー」と声が出る見事さ.立派な王子様になったわね.
そして,マズルカから大団円へ.見事でした.このプロダクションも捨てたものではないわね.
いやー,来シーズンも上演が決まっているので,楽しみだわ.
そして,バクランの指揮,踊りにぴったり合わせて,なおかつ「バレエ臭くない」見事な指揮でした.

2017年5月5日金曜日

アスパラガス

シーズンになったので丸の内Vironでホワイトアスパラガスを.
まずは牛タンの燻製を.
「舌先三寸」も「舌の根の乾かぬうち」も美味しゅうございました.
そしてホワイトアスパラ.
たまらん.
続けてラパンのマスタードソース.付け添えられたのはアスペルジュソヴァージュ.
ぱさつきやすいラパンですが,しっとりして美味しゅうございました.
最後はジゴダニョー.
デセールは,ババの汁だく.

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017☆☆☆☆☆ 於 東京国際フォーラムホールC

ガスパール・コロン(Br)
池田香織(Ms)
三浦一馬(Bandneon)
東響コーラス
指揮・・・・・・・・・・・井上道義
演奏・・・・・・・・・・・新日本フィルハーモニー交響楽団

・ピアソラコレクション
三浦一馬くんのピアソラ独奏.らしい曲.

・バカロフ  ミサ・タンゴ
一馬くん可愛いバカロフという作曲家は知らなかったが,ニーノ・ロータ亡き後の,フェリーニの作品「女の都」の音楽を書いていた.
で,このミサ曲,実に面白い.バンドネオンとオケ.バンドネオンはある意味オルガンの一種だから,オケとの相性はとても良い.
何より軽快な曲がとても楽しい.池田さんの高音が伸びて艶のある声もとても美しい.
字幕も「glo----ria」と歌うときには「栄」「光」とでたり「神 神 神 神」とか.
良い曲を知ることができました.
国際フォーラムには多くの「ネオ屋台村」が出店してました.
小休憩

2017年5月2日火曜日

金沢

ちょいと金沢行ってきました.21世紀美術館で「池田学展」をやっているので.池田学は先日テレビのドキュメンタリーで知って,その絵に一目惚れし,検索したら金沢で個展をやると言うので.そして,金沢に行ったことがなかったし.
ま,空港でゆっくりして
 短距離だから窓側をアサイン.シップは737-800
小松空港から金沢市内まではシャトルバスで向かいます.かなり混み合いますのでお早めに.
金沢の駅は素敵なデザインですね.
で,今回はすぐに市内バス一日フリーチケットを購入.
これかなり便利です.市内を走る北鉄バスと,北鉄バスが運行する金沢周遊シャトル,兼六園シャトル類も乗り放題.特に金沢の中心部はバスが数分おきに来るので,移動に便利です.
まずは忍者寺
と言っても忍者とは何の関係もありません.
外様であった加賀前田藩は,いつ攻撃されるかわからなかったので,菩提寺である妙立寺には外敵を防ぐ様々な仕掛があり,故に「忍者寺」と呼ばれていますが .
隠し階段や落とし穴,刃傷沙汰を防ぐために低くした天井など,面白いところです.
さて,約40分の見学を終えて,バスで市の中心部に戻りホテルにチェックイン.
夕餉は地場の魚を食べて.
ホテル傍にあったゲイバーRMXで金沢の夜を堪能.とっても楽しいバーでした.
翌日は早く起きて駅に向かい,定期観光バスで市内観光.
東茶屋街
趣のある町並みです.

天徳院.

長町武家屋敷.

お抹茶とお菓子も頂いて.
兼六園.ここの散策の後,駅前で解散ですが,21世紀美術館へ向かう会った櫛はここで解散させてもらいました.


美術館のトイレも展示品が
常設展は展示替えとか.とりあえず「別の意味で例のプール」

池田学展はとても面白かったです.じっくり見てまいりました.図録が4000円と高価で重かったですが.
その後,金沢ふるさと偉人館へ.八田與一さんの生地です.

最終日は砺波のチューリップ公園へ.
金沢の中心地,香林坊から高速バスで40分ほどで砺波駅に着きます.
駅のコインロッカーに荷物を預け,駅前からピストン輸送している 無料のシャトルでチューリップ公園へ.





まー美しい.駐車場にははとバスも停まっていました.
あたくし実は卒論が「チューリップ花のアミノ酸」だったのですが,そのサンプルの花は「摘花した花を集めたもの」でした.
チューリップは球根を取る前に,一度花を咲かせ,摘花することにより球根を太らせます.ところが,これ,「花泥棒にあらされた畑の球根を放置しておいたら,大きくなった」ところから始まったらしいです.
さた,砺波からもう一度高速バスで金沢に戻り,お土産などを調達して再度バスで小松空港へ.