2017年2月10日金曜日

ただしイケメンに限る

太宰府天満宮に行ってきました.
お目当ては九州国立博物館.
帰りに太宰府の駅前で,明らかに全盲と思しきイケメソが.右往左往迷っていた.
「ご案内しましょうか?」と声をかけると「駅の案内所まで連れて行ってください」
「改札の隣ですか」「そうです」
イケメソは案内所の窓をつかむと「後はわかります.ありがとうございました」と,そして駅員に話しかけた.
で,駅員がそのイケメソをホームに案内し,電車が来ると再度駅員が現れイケメソを乗せた.あたくしはイケメソに付き纏いたくて,でも邪な下心が疾しくてそこそこの距離を保ちながらも声をかけずにいた.
乗換駅に着いたら.知らないおじさんがイケメソをエスコートしてエスカレーターに.
どうやらそのおじさんはイケメソとは違うホームらしく,あたくしが降りたホームに現れたイケメソは,知らないおばさんにエスコートされてエスカレーターを降りてきた.ここで駅員さんが変わってイケメソをエスコートした.
やっぱりあるのね「ただし,イケメンに限る」争うように大衆がイケメソの手助けをしたがる.
あのイケメソはおそらく目的地まで,ありとあらゆる手助けを受けられたと思うの.
「イケメソだから」
不細工供,同じ手助けを受けられると思うなよ.震えて眠れ.
広まっていないようだけど「白杖を上げる」のが盲者のSOSというのもあるようですが,必ずしも認められている訳ではないようです.あたくしとしては遠慮なく上げてほしいと思います.
何度か盲者のお手伝いをしたことがありますが,皆さん本当ににこやかに「ありがとうございました.助かりました」と仰ってくださいました.
繰り返します
ただし,イケメンに限る

0 件のコメント: