2017年3月11日土曜日

ミュシャ展 追記あり

2017年3月10日 ミュシャ展 於 国立新美術館☆☆☆☆☆

かつてEMIから「フランス音楽のエスプリ」というシリーズのLPが大量に出た.(現在はWarnerから出ている)ドビュッシーやラヴェルだけでなく,サティのバレエ曲やプーランク,フローラン・シュミット,ピエルネと言ったオサレな音楽が満載のシリーズであった.このシリーズの ジャケットがミュシャだった.
その後,日本で開かれたミュシャ展は何度も見ているし,レンドルコレクションも見た. プラハに行ったときにはプラハ城のステンドグラスも見た.
スラブ叙事詩については存在は知っていたし,図録でも見たことはある.今回このスラブ叙事詩全作が一堂に会して国立新美術館で展示された.
一部写真撮影が可能です.
まー素晴らしい.まさにミュシャの最高傑作.こんな素晴らしい作品に生きているうちにお目にかかれるとは.感激です.これ以上の感激は無いです.
他には堺市のアルフォンス・ミュシャ館から大量に出展されてますが,破産した「カメラのドイ」社長が若い頃からミュシャのファンで買い集めていて,「ドイ・コレクション」として知られていたものが, 土井氏が亡くなった時に遺族が相続を放棄し,堺市に寄贈されたものだとか.
現在堺市のミュシャ館は収蔵品を国立新美術館で展示するとともに改装工事に入り,国立新美術館の展示が終わると作品は堺に戻るらしいです.

追記:
同じように今回多数出品されていたOGATAコレクション,尾形さんは土井コレクションの管理をするうちにコレクターになった方だそうです.

さて,国立新美術館のブラッスリー,ポール・ボキューズでランチ.
テーブルセッティングがおフランス式ですね.お給仕してくださったイケメソによると
ハァハァ(;´Д`)…ハァハァ,おフランスでもボルドーあたりではイギリス式なところもあるようです.
ミュシャ展にちなんだ特別メニュー.
前菜はオマール海老とコキーユ・サン・ジャック.ワインはモラビアのワイン.
メインは鱈のブイヤベース風.ほんのりアニスが香る美味しいスープと,百合根が入ったお野菜が美味でした.
デセールはいちごのクレープとバニラのアイスクリーム.ソースはピスタチオ,ブルーベリー,バニラの三色
ディジェスティフにポルトも頂いて.
ちょっと高くついたかな.ランチでほぼ8千円.あ,お酒が多いから.
その後ミッドタウンに寄って
これと
これを見てきました.


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